鉛の弾に蝶の翅

音楽好きによる雑記ブログ

ジャズベースのネックって細すぎない?

一体どれだけこのブログを放置していたのだろう。まあいいか。これからも暇なとき書く感じでいこう。

 

さて、Fender Custom Shopの1964Jazz bassを買って大体一年半くらいになる。

このジャズベ、音はもちろんのこと、レリック塗装のひび割れや擦り切れた質感だったり、

ローズウッド指板の濃厚な黒さ(安っぽい薄茶のローズとは違うのだ)が本当に気に入っている。

気に入っているだけに、細かい不具合に対しいちいち神経質になってしまう。特にネックの反りが気になる。

買った当初は「高級品だし、それに中古だからコンディションは安定しているだろう」とタカをくくっていたが、やはりどうしても半年に一回くらいはネックの調整が必要になってくるみたいだ。

お世話になっているリペアショップに持っていって調整してもらうとものすごく弾きやすくなるのだが、それでもネックの状態が気になって、

毎日12フレットにモノサシをあてては「うーん、0.2mmくらい弦高が上がってるように見える、てことはそのぶんネックが順反りしたのだ……心なしか押さえにくくなってる気もするし……」などと考えてヘコむ、いわゆる「弦高ノイローゼ」みたいな状態になっていた時期もあった。

 

そして最近思い至ったのだが、ジャズベースのネックというのは細すぎるのではないか。

物理とか力学的なことはさっぱり分からないのだが、そもそも楽器の構造として、このネックの細さは金属製巻き弦4本の引っ張りに耐えうるだけの強度を持っていないのではないかと思うわけだ。パッと見でも、ジャズベースのネックって細いよなあ、と思うことがよくあるし。

エレキベースの祖先であるコントラバスダブルベース)と比べても、フェンダーのベースはボディから伸びて(はみ出て)いるぶんのネックの長さがかなりあるので、そのぶんだけ細い部分で弦の張力を支えなければならなくなってると思うのである。

まあこれは完全にイメージの話だし、ネックが全く動かないジャズベースもそりゃ存在するだろうから、僕の考えが合っているかどうかは分からないが。

プレシジョンの場合はジャズベよりもナット幅が広いぶん、ネックは頑丈そうだ。次買うならプレベだな。僕の好きなクラッシュもストラングラーズもコンヴァージもフーファイも、ベーシストがプレベ使ってるし。

あとはSpectorもほしいな。内田雄一郎氏が使ってるから。アクティブの楽器には元々あまり興味ないけど、やっぱり好きなアーティストが使っているというのはデカイ。

 

……まあとりあえず金貯めるとこからだな。

 

【追記】

2018年9月7日にこのジャズベース売却しました。今までありがとう!